仕事選びを間違えないように注意しよう

働き方改革によって、民間の医療機関でもダブルワークを認めるケースが増えています。そのため、多様なライフスタイルを築いたり、本業以外での収入を得たりすることが可能となりました。しかし、公務員で働く看護師は一部の例外を除いては、営利目的のダブルワークが禁止されているため、安易に行わないよう注意しましょう。

看護師がダブルワークを行う際のポイントは、まず本業に支障を来さない仕事を選ぶのが大前提です。看護師はハードワークで、体力も精神力も求められます。業務を適切に遂行し、患者を密にサポートするためには万全の体調管理が必要です。ですが、ダブルワークで疲弊して本業に支障をきたしてしまうのは、良い働き方とは言えません。ダブルワーク自体は認可されていても、本業に支障を来すものは就業規則で禁止されている場合も多く、本業以外での負担が大きな仕事は控えるのが妥当です。

また、看護師の資格や経験を活かせる職場を選ぶのもポイントとなります。収入アップをダブルワークの目的にするケースもありますが、その場合は資格や経験を活かす方が効率的です。需要が多い看護師なら、短時間で効率的に稼げるでしょう。一方でダブルワークだからこそ、看護師とは関連のない仕事や興味のある仕事を選ぶ人もいます。苦手なことやストレスが溜まる仕事を選ぶと本業に影響が出やすいため、できるだけ適性があり楽しく働ける仕事を選ぶと失敗も少なくて済むでしょう。